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妊娠は、胎児の成長に伴ってお母さんの体にも大きく影響します。
つわりで食欲がなくなったり、食欲が出すぎたり、栄養の変化も大きい時期です。
つわりによって食欲がなかったり、嘔吐してしまう場合には、好きな物を好きな時に食べるようにし、エネルギーが不足しないようにしてください。
また、栄養素の偏りが出ないよう、食べやすく調理するなどしましょう。
妊娠時は、胎児・子宮・胎盤で鉄の需要が高まりますから、意識して摂取しましょう。
妊娠中のビタミンAの過剰摂取
ビタミンAは、過剰に摂取しすぎると胎児に奇形が現れる場合があります。
妊娠が分かった時点で、ビタミンAを摂りすぎないように注意しましょう。
この時期のエネルギーは、母親のエネルギー分と母乳を産生するためのエネルギーとか必要です。
授乳期は多くのエネルギーと栄養素が必要なだけでなく、分娩後の疲労回復の時期でもあります。
また、母乳不足は新生児・乳児の発育にも大きく影響するので、栄養管理が大切です。
栄養不足・過多どちらでも母乳の分泌が悪くなります。
自分と赤ちゃんのためにも、この時期は栄養バランスのとれた食事を摂ることが大切です。
また、育児のストレスやホルモンバランスの変化から、食欲不振が起き、拒食になる傾向があります。
少量ずつでも良いので、バランス良く食べれるように工夫することが大切です。
女性ホルモンの分泌量が減ることにより、閉経前から少しずつ体重が増加し始め、50歳代以上の女性でBMIが25を超える「肥満傾向」「肥満」となる人が増えています。
また、日常生活の活動量が減る一方、食事の量が増えることで、内臓脂肪の蓄積や生活習慣病を引き起こす可能性があります。
また、女性ホルモンには中性脂肪を分解し、悪玉コレステロールの代謝を助ける作用もあるので、更年期にはコレステロールが増える傾向にあります。
生活習慣病対策
生活習慣病を予防するためには、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
糖質・脂質などの摂りすぎに注意しましょう。
年齢を重ねるにつれて、感覚が弱くなるので濃い味付けを好むようになりますが、塩分の取りすぎに気をつけて、薄味に調理するようにしましょう。
また、骨の量も著しく減る時期ですので、カルシウムの補充も大切です。
最近の野菜宅配サービスでは届けてほしい野菜を自分で選べる店舗も多いです。
自分に欠乏している栄養素を含む野菜を選んで注文することが出来るので健康面を気にしている方にも非常におすすめです。